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免疫と咀嚼

赤ちゃんにとっての「噛む」

赤ちゃんが生まれて初めてロに触れるものはお乳であり、食事の最初のメニューは母乳である。もう少し経つと、これがスプーンやフォークを使ってフルコース(離乳食)を召し上がるようになる。

上顎の口蓋は、母乳を飲むのに最適なように中央がへこんでいて、お椀半分を逆さまにしたような形をしている。ちょうど、母親の乳首が上顎に深くぴったり入るように作られているのだ。母乳は、ただ乳首を吸っただけでは出にくいことが多く、赤ちゃんは上顎と舌と下顎の3つを使って乳首を噛むことで母乳を飲んでいる。

母乳、特に初乳には赤ちゃんの体を守る免疫物質が含まれているので欠かさず飲むことが必要であろう。しかし、もっと大事なことを忘れてはいないだろうか。

そう、乳首を噛んで母親の肌に直接触れることにより、初めての母との触れ合い、言葉のいらない大切な会話が始まるのである。それを行なうことにより、顔の筋肉運動から生まれる豊かな表情が育まれ、また発話のきっかけを作る役目もしている。

ストレス発散

ボクサーがリング上でロの中に入れているマウスピースをご存知だろうか。これは、殴られた時の衝撃防止のためだけにあるのではなく、殴る時に歯を食いしばる際、力を分散させるためにあると考えられる。人間、悔しい時や怒っている時などに歯を食いしばるが、これによって少しでも精神的ストレスを逃がしているのである。スポーツ選手―ロッテのバレンタイン監督など、特に野球選手がガムを噛んでいる姿をよく見かける。

筆者も小学生の時、鉛筆やキャップを噛んでいたことを思い出す。棋士や碁士がここ一発という時に、その一手を打ちながら大きく食いしばるが、十分にストレスを逃がすことができれば占めたものである。ところが、歯周病や齲歯があったり、歯並びが悪いと良く噛めないため、思ったように食いしばれない。精神安定のためにも噛むことは大切なのである。
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テーマ : 歯医者
ジャンル : 心と身体

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