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歯っぴい通信 7月号

人間の身体でもっとも硬いのはどこ?  
   ~鉄より硬い、でも弱点が…~

人間の身体には様々な組織がありますが、その中でももっとも硬い組織は、歯の表面を覆っている、「エナメル質」と呼ばれる部分です。

では、この「エナメル質」とはいったいどれくらいの硬さなのでしょうか?モノの硬さを測るのに、「モース硬度」と呼ばれる傷のつきにくさを表す単位があります。そこで、皆さんの身近にある硬いものを「モース硬度」順に並べてみると、このようになります。

3.jpg

実は「エナメル質」は鉄やガラスよりも硬いんですね。これだけの強さがあるからこそ、硬い食べ物でも、簡単には歯がボロボロになったりしないわけです。

しかし、このように傷のつきにくい「エナメル質」ですが、めっぽう弱いものがあります。それはお口の中にいる「ミュータンス菌」が発生する「酸」です。「ミュータンス菌」は食べ物に含まれる「糖分」を使って「酸」を作ります。歯はこの「酸」にとても弱く、ものの数分で溶かされはじめます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。

ただ、歯は「酸」によって溶かされても、唾液という強い味方のおかげで、再びもとに戻ります(再石灰化)。ただし、あまりに「脱灰」ばかりが進むと、溶けた歯は元に戻れなくなります。実は、こうして戻れなくなった状態が「むし歯」なんですね。


どんなに硬い歯でも、それを維持するには日頃のケアが大切。脱灰ばかりが進まないよう間食はできるだ
け控え、毎食後にしっかりブラッシングしましょうね!

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