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口腔内ケアでインフルエンザ予防

■お口の汚れとウイルスの関係

今年もまた、インフルエンザの季節がやってきました。身近な予防方法といえば、「うがい・手洗い」がおなじみですが、実は、歯みがきのような、毎日の「お口のケア」をしっかりすることも、インフルエンザ
予防に大きな効果があるといわれています。ある例では、発症率が10分の1になったというケースもあるほど。では、なぜお口のケアがインフルエンザ予防になるのでしょうか?


■粘膜バリアが破壊される

学校などでインフルエンザが流行しても、なかには全くかからない人もいます。これは、もともと人間に備わった防御機能のおかげ。ウイルスは、鼻やのどの粘膜から侵入してきますが、粘膜にはそうしたウイルスが簡単にくっつかないように、タンパク質のバリアが備わっています。
ところが、この粘膜バリアを破壊してしまう物質があります。それが「プロテアーゼ」とよばれる「酵素」の存在。そして、この「プロテアーゼ」を作りだしているのが、実はお口の中の「細菌」なのです。


■お口の中の細菌がウイルスを手助け!?

お口の中を不衛生にしていると、細菌が増殖して粘膜バリアが破壊され、ウイルスにとって格好の環境となります。逆にいえば、お口の中をきれいにしておけば、ウイルスが侵入しにくくなり、インフルエンザ予防につながる、というわけですね。
もちろん口腔ケアは、インフルエンザ予防だけでなく、むし歯や歯周病予防の基本です。歯科ではクリーニングだけでなく、ご自身でのケア効果を高めるための歯磨き指導も行っていますので、ぜひお気兼ねなくご相談ください。
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